2022th SSCPセミナーⅡ 第3回 開催のご案内

 過日2月15日開催のSSCPセミナーⅡ 第2回には、多数のみなさまのご参加をいただきまことにありがとうございました。
がん患者の支援を軸に、現場の薬剤師に「忖度なし」のフラットな講演をお願いしたところで、内容は多岐にわたるものとなりましたが、何かみなさまにとってヒントになるものがありましたら、これに過ぎるものはありません。
 さて、2月15日セミナーで予告させていただきましたように、来る3月15日(木)にこのシリーズ第3回目のセミナーを開催いたします。第3回目のセミナーでは、キャリア途中でがん患者となった薬剤師(本研究会評議員)をお招きして、講演をいただきます。薬剤師の本質に迫る内容も含まれていると思います。
 みなさまどうぞ、奮ってご参加くださいませ。
 なお、お申込みいただきながらご都合が合わなかったかたにもアーカイブ配信が予定されておりますので、参加申し込みのほど、お願い申し上げます。

一般社団法人 地域医療薬学研究会(SSCP)

トータルテーマ  地域共生社会における薬剤師・薬局の役割
シリーズⅡ 薬局・薬剤師による地域のがん療養者の支援
第3回 地域活動から拾い上げるがん患者の支援ニーズ 
~ 患者が自ら学ぶ時代に薬剤師は必要か? ~

■セミナープログラム■
■ 視点:COVID-19 に席巻されたこの3年、地域の医療体制が過負荷に陥り、通常の診療、療養の提供が困難になる中で、がんをはじめとする重大な全身性慢性消耗性疾患に罹患された皆さまは、どのように苦しく心細い療養生活を送られてきたのでしょうか。がんは医療計画にも記載される「地域社会全体として取り組むべき重点課題」であり、学校教育の学習要領にも「がん教育」が入る時代、地域の薬局・薬剤師がその支援ができないというのは本末転倒なことです。化学療法や緩和ケアの部面だけでなく、疾患特性にみられる生活上の困難に寄り添い、患者さんと伴走することが望まれています。「かかりつけ」や「地域連携」、「健康サポート」のいずれの視点からも、患者さんのトータルな支援は必要かつ可能です。2022年度は、10月より各月1回、このシリーズをお送りしています。
ぜひご参加ください。

■ 第3回セミナープログラム:地域活動から拾い上げるがん患者の支援ニーズ 
~ 患者が自ら学ぶ時代に薬剤師は必要か? ~
日 程 令和5年(2023年)3月15日(水) 19時~21時  WEB開催
講 師 久田 邦博 先生(薬剤師研修研究所 がんサポ喫茶止まり木 店主、三重大学・名城大学非常勤講師、SSCP所属)
座 長 鈴木 順子(北里大学名誉教授、SSCP 代表理事)
               
■ 講師のメッセージ:
前職では47都道府県に伺い、薬局・薬剤師の課題を解決するために薬剤師研修プログラム等で作成してきました。がん患者としてピアサポーターなど患者支援活動に携わり、現在はコロナ禍で相談場所を失い不安を募らせる仲間のために無料オンラインサロンを毎週運営し、薬剤師として相談を受け、その中で薬
剤師の倫理観の低下についての指摘も受けています。専門医による患者学習会やがん関連学会への患者参画、そして、オンライン開催が増えることにより全国の患者が専門知識に触れ学ぶ時代です。顧客を知らずして対応が出来るのでしょうか?現在感じていることを赤裸々にお伝えします。

■ 受講案内
研修費用 会員・賛助会員所属者・連携機関所属者 1000円 / 非会員 2000円 / 学生 無料
     薬学ゼミナール生涯学習センター(G13)研修単位(1単位)申請 500円/回
定員   80名
申し込み期限  研修費用をお振込みの上、2023年3月13日(月) まで   
遅れた方はご連絡ください。
* 申し込みをされたかたには受講できなかった場合でも研修資料のダウンロードのご案内、又は録画ご視聴のご案内をいたします。一般の方の受講も歓迎いたします。

申込書はこちらからダウンロードしてください。